2012年、日本国内の人口推移が増加から減少に転じました。少子高齢化は年金問題や、地方の活力の低下等と関連性があります。そんな現代に販売が伸びる分野が弊社の樹木葬だと考えています。
2015年には団塊の世代が75歳を超える後期高齢者となり、超高齢化社会が訪れます。単純に亡くなる方が増えるから樹木葬が増えるという事ではありません。
これまでの人口増加では世帯数も増加し、2015年には世帯数のピークを迎え、1970年と比較しても世帯数が2倍近くに増加したのです。
もともと家族がお墓を守っていくというのは、明治時代に制定された家制度に基づく考え方といわれています。
お墓は家の跡継ぎによって引き継がれ、檀家になっているお寺に管理してもらい、供養をお願いするというのが今までの常識でした。
そして跡継ぎ以外の次男や三男の方は自分たちで新しいお墓をつくるので、シンプルに考えると世帯数の増加がそのまま墓地需要に増加になります。
しかし、少子高齢化によって、子供のいない世帯や未婚の方が増え、これまで当たり前だったお墓は家族代々で継承していくという前提が成り立ちづらくなってきました。
家族のかたちが多様化して跡継ぎの方がいなかったり、もしくは跡継ぎがいても何かしらの理由でお墓を引き継ぐ事が難しくなったりという事が増えてくると、これまでのお墓をそのままの形で存続させるのが難しくなってきます。
こうした様々な家族の事情に対応するために樹木葬墓地のご提供を弊社は考えたのです。