こんにちは、みつわの武井です。
前回から始まった、日々の気づきや発見を共有する「みつわの日常」。今回は、みつわが大切にしている“おもてなし”についてぜひお話しさせてください。
みつわでは、お客様に提供するのはサービスや接客ではなく“おもてなし”であることを大切にしています。おもてなしは、相手の想定を超える気遣いや心遣いによって生まれるもの。お客様にとって葬儀は人生でたった一度しかないからこそ、私たちスタッフも丁寧に寄り添うことを忘れてはならないと考えています。
しかしこうしてするりと言葉にしたものの、おもてなしって本当に難しいものだなと痛感する日々です。私も何年も向き合っていますが、定型の正解はありませんし、奥が深いなあと感じています。
最初に「おもてなしってなんだろう」と考えるようになったのは、入社したての頃のできごとがきっかけでした。
それは、頼まれて作業をしていたときのこと。とあるスタッフが「休みながらやりなね」と声をかけてくれたり、お茶やチョコをくれたりしたんです。そのささやかな気遣いで、慣れない環境に不安だった私の緊張がほどけました。一声かけてもらえるだけで、また頑張ろうって思えるんだと実感したのです。
ささやかな心遣いって本当に大事なんですよね。でも、忙しいと最も忘れやすいものでもある。そして、まずはスタッフ間でできていなければ、お客様をおもてなしすることもままならない。いつだって立ち返る初心だなと感じています。
最近は、会議が増えてスタッフと接する機会が減っていました。そうすると、今までは阿吽の呼吸でできていたものも、意思の疎通が難しくなる。それに、会議ややるべき業務を遂行することに追われ、その少ない機会すらも蔑ろにしてしまっていたかもしれないと反省しています。
みつわは部署やエリアが分かれているからこそ、一つひとつの場所に顔を出して、声をかけることを大切にしたいなと再確認する日々です。