社長の武井です。
いつもみつわブログをご覧いただきありがとうございます。
日々の気づきや発見を共有する「みつわの日常」。#11の今回は、みつわのスタッフ育成についてお話しさせてください。
新入社員の方が入ってくると、教育を受ける側だけでなく、育成に携わる側にとっても学びの多い日々になると感じています。
今期は、育成により一層力を入れているのもあり、研修プログラムを整えました。入社から何日までにこれを教える、目標を立てる、など、確実に一人前になれるような仕組みを作ったんです。
これを踏まえて、無理なく育成できる制度になっているか、繁忙期が被ってしまったとしてもその中でどう教えていくか。実践する中で、新人さんが置き去りにしないように調整しています。
私も、新入社員の方が入ってくると、みつわが大切にしてきたことを伝え続けなければならないな、と再認識します。
大切な価値観を伝える取り組みの中に、「これで委員会」というものがあるんです。これは、葬儀の中で発生した反省点を持ち寄って、ひとりのせいにせずみんなで考える会議。全員が自分ごととして捉え、改善策を見つけていけるような時間を設けています。ユーモア溢れる名前には、「本当にこれで、いいんかい?」と一緒に立ち止まるような意味を込めています。起こってしまった事実よりも、これからどうしていくかに視点をおくことで、根本からの解決につながると思うのです。
それにこの取り組みは、新入社員にとって、上長や先輩がどんな工夫をしてきたかを知れる機会になっているなと感じています。一人では未知との遭遇のように感じていたものも、実はすでに苦い思いをして、乗り越えてきた先輩がいる。そうした経験を共有できる場自体が貴重なのではないかと思うんです。
私は、失敗とは「大事なことを忘れていない?」と教えてくれているものだと捉えています。忙しない中でも、一つひとつの葬儀に想いを込めて向き合う心を忘れないために。こうした土台のしっかりとした構築、一つひとつの見直しが、“地域で一番「ありがとう」と言われる会社”への近道だよなと思う日々です。