社長の武井です。
いつもみつわブログをご覧いただきありがとうございます。
日々の気づきや発見を共有する「みつわの日常」も、#8となりました。今回は、葬儀社さんへ視察に行ったときの話をさせてください。
先日、有限会社ながたに生花さんへ3日間の視察に行かせていただきました。ながたに生花さんは、奈良県五條市を中心に店舗を構える、お客様とのご縁を大切にご葬儀をする会社さんです。
みつわでは会社の成長のために、交流のある葬儀社さんへ定期的に視察に行っています。その会社で大切にしている価値観や取り組みを勉強させていただき、みつわのおもてなしをよりよくしようと考えています。
今回は、長谷会長が行っている取り組みに同行させていただきました。長谷会長は、すでに役職上は葬儀の現場を離れているものの、今でもすべてのお通夜に顔を出すのだそう。理由を聞くと、「やっぱり現場が好きだから」とおっしゃっていました。
そして、ただ挨拶に回るだけではなく、会場を見渡して曲がっているお花はないか、道具は揃っているかも確認する。それも一人で勝手に直すのではなく、スタッフに教えながら行う。プレイヤーとして携わらなくなった今も、自分にできることがないか探して工夫しているんだそうです。担当スタッフとしても、面識のある会長が顔を出してくれることで、お客様との会話も弾みやすくなるのだとか。
そんな光景を見て、まさに私の目指すべき姿だと感じました。
これまで培ってきたものや紡いできたご縁、自分が空間を作る上で大切にしていること。身をもって経験してきたものこそ、実感を持ってスタッフに伝えられると思っています。これからもお客様への挨拶を続けて、「現場に近い社長」であり続けたいです。
しかし、通常なら現場と社長業を両立するのは困難です。長谷会長も「社長が経営の部分を担当しているからできることだ」とおっしゃっていました。私が自分らしく「現場に近い社長」でいれるのは、専務の篠原幸愛、本部長の新津美奈子、そしてスタッフのみんなが支えてくれているからだということは忘れてはならないなと思っています。