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社長の武井です。
いつもみつわブログをご覧いただきありがとうございます。
日々の気づきや発見を綴る「みつわの日常」。#14の今回は、先日訪れた視察先での学びを共有させてください。
現在みつわでは、働きやすい職場づくりの一環として、クラウドサービスを導入し業務のシステム化を進めています。大切なお葬式にきちんと向き合えるように、日常業務の効率化に取り組んでいるのです。そこで、より馴染む形で使いこなせるように、同システムを導入している会社に視察に伺いました。
印象的だったのは、その会社では「今までの業務にシステムを合わせる」のではなく、「システムを前提とした業務フロー」に変えていたこと。それに伴ってオペレーション変更もあったものの、結果的に移動時間が減り、打ち合わせ対応件数も増えたとおっしゃっていました。
ただ導入するだけでなく、どう使いこなすか、そしてどう変化していくか。その大切さを、改めて実感しました。もちろん、すべてを模倣するのは難しいですが、みつわの風土に合う形で取り入れていきたいと考えています。
そしてもう一つ、心に残った光景がありました。
それは、出棺時に生花部含めたすべてのスタッフ総出でお見送りしていたこと。通常は現場のスタッフが対応する場面ですが、「会社全体で見送る」という姿勢に、深い感銘を受けました。
こうした文化が根づいているのは、日ごろから「何を大切にするか」をスタッフ間で共有し、話し合っているからこそ。業務効率の改善も同じで、単にやり方を変えるだけでなく、「なぜそれをするのか」「どういう意味があるのか」を伝えることが大切なのだと思います。
効率を求める部分と時間をかける部分。それを見極める視点を、忘れてはいけません。
たとえば、自分で行ったほうが早いパソコン作業でも、あえて外注を選ぶ。 覚える手間はありますが、その分お客様に向き合う時間が生まれます。
逆に、ご来館くださったお客様とお茶を飲みながら交わす何気ない会話は、じっくりと。他の職場なら「早く仕事に戻りなさい」と言われる場面かもしれませんが、私たちにとっては、この時間こそが大切なのです。
システムを活かしながら、もっとお客様に向き合う時間をつくる。
「どうすれば、みつわらしくお客様に寄り添えるか」 を問いながら、これからもスタッフみんなで考え続けていきます。