新年のご挨拶を申し上げます。
こうして皆様と共に新たな年を迎えられましたことを、大変嬉しく思います。
皆様にとって、2023年はどんな年になったでしょうか?
昨年出会った方には、このご縁に感謝を。昨年もお世話になった方には、ご愛顧にお礼を申し上げます。
ロシア・ウクライナ情勢などから、世界が揺れ動き続ける昨今。2023年はそうした影響で物価が高騰し、生活の中でも不安を肌で感じる1年となりました。
一方、私たちを苦しめ続けた新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられたことで、戻りつつある景色があります。葬儀業界でも、自粛傾向にあった法事や会食を安心して行なえたり、家族葬より規模の大きいものや一般葬を選択される方が増えたりしました。
ご家族やご友人と集まってじっくり話すひとときは、心を癒してくれるもの。みつわとしても、そんな温かな機会をお渡しできるのは大変嬉しいことです。
またみつわではイベントを再開し、葬儀の場面以外でも皆様とお話ができるような環境作りに徹してきました。中でも「人形供養祭」は、供養にお困りのお声が多く、どのエリアでも開催するほど注力しております。今後とも地域の憩いの場となれるように、さまざまなイベントを開催しますので、ぜひお近くの店舗にお気軽にお立ち寄りください。
そして、私の中で最も大きな出来事といえば、8月にあった社長就任。
地域の皆様から「頑張ってやってきたもんね」と温かいご声援をいただいたときは本当に嬉しく、胸が熱くなりました。
就任から4ヶ月以上が経ち、日々試行錯誤をしながらも、見えた軸があります。
気付くきっかけになったのは、子供の高校受験でのこと。ギリギリまで志望校に迷う中で、好きなバレーボールを極めるために県外の高校を選択したのです。
新たな環境を選ぶ心情には、わくわくと不安が混在していたでしょう。そんな状況でもやりたいことに真っ直ぐな子どもの姿を見て、私も社長として「何を大切にしたいのか」を深く考えるようになりました。
私は、「人」の部分を最も大切にしていきたい。
やるべきことに押されてコミュニケーションの時間が削られたら、大切に築き上げてきたものがすぐに崩れるでしょう。スタッフにとっても居心地良い場所であるために、人との関わりを大切にするみつわの良さを守り続けたいのです。
今年は、新卒採用の開始も予定しております。お客様とのより深い関わりのためにも、社員育成に磨きをかけていきます。
“地域で一番「ありがとう」と言われる会社を目指して”
これからも愛され続けるみつわであるために、会長の篠原、スタッフ一同 共に成長し続けます。
株式会社みつわ
取締役社長 武井晃