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【みつわの日常 #7】背景を知る、ということ

いつもみつわブログをご覧いただきありがとうございます、社長の武井です。

日々の気づきや発見を共有する「みつわの日常」。#7の今回は、物事の背景まで話す大切さについてお話しさせてください。

みつわでは、仕事以外の交流の場を増やす目的で、社内の親睦会を定期的に行っています。私も最近は社長業だけでなく、現場に直接出る時間を増やしたことで、親睦会に参加する日も多くなりました。

ある日の親睦会でのこと。新しく加わったスタッフから「みつわの歴史について聞きたい」と言われたのです。それから、創業当時の話、認知のないエリアでどうやって地域の方々と信頼関係を築いてきたか、そんな昔話をしました。

歴史を知ったスタッフからは「知れてよかった」との声が。会社の理念を話す機会はあっても、その背景まで自分の口から話していなかったかもしれないと気づきました。また、既にみつわに詳しいスタッフも「再度聞けてよかった」と言ってくれたのです。会長の篠原から聞いた話も自分の目線を乗せて伝え続けることに意味があると実感した時間でした。

会社の価値観をただ聞くだけでなくどんな変遷を辿って行き着いたのかを知ると、自分ごととして捉えやすくなる。背景を知ることは、納得感を持って働く手がかりになります。

それは、会社だけでなくスタッフ一人ひとりも同じではないでしょうか。

どんな経験をして、どんな人生を歩んで、どうお客様と向き合っているのか。それを互いに交換しあえれば、チームとしての納得感が高まる。きっとフォローもしやすくなるはずです。

私自身、新人さんに人生の失敗エピソードを話すと驚かれることがあって……。新しく入ってきたスタッフには、社長という肩書きによって堅い印象を与えてしまっているのではないかと感じるときがあります。

私はみつわの「常に挑戦者であれ」という考え方を大切にしているからこそ、たくさんの失敗も経験している。でも、その分だけ「次にどう繋げるか、改善するか」も考えてきたのです。次にどう繋げるかの大切さを伝えるためにも、もう少し失敗エピソードも打ち明けたいなと感じました。

「背景を知る」というのは、お客様に対しても同様です。

担当スタッフとお客様は当然ながらお互い初対面。故人様や家族のことについて何から話せばいいのかわからないでしょうし、正直話しにくいと思うのです。だからこそ、担当スタッフがどんな人柄なのか、どんな想いを持って葬儀に携わっているのかを知っていただく。そうすると、距離が縮まって話しやすくなるのではないかと考えています。

スタッフとしても、お客様の背景を知ると、一所懸命に寄り添いたいとより身が引き締まります。葬儀は一生に一度の機会だからこそ、そこに携わるすべての人が納得感を持てるように、深く知り合うことが欠かせません。

でも、悲しみの最中では自身や故人様の話をできない場合もあるでしょう。みつわで新たに始めたオリジナルの会葬礼状や寄せ書きなどの取り組みは、お客様から直接聞く負担をかけずにその方を知る機会にもなっていると感じています。

葬儀という短い期間でも深い関係を築けるように。会社としても、お客様とスタッフ、またはスタッフ同士が、互いの背景を知り合えるような機会をサポートをしていきたいです。

スタッフの想いを知れるパーソナルブランドブックはInstagramからお読みいただけます。ぜひご覧ください!

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