【みつわの日常#20】受け継がれてきたもののそばで|長野県の葬儀・お葬式なら家族葬のみつわ

【みつわの日常#20】受け継がれてきたもののそばで

2026年02月15日

社長の武井です。
いつもみつわブログをご覧いただきありがとうございます。

日々のちいさな気づきを届ける「みつわの日常」。 #20の今回は、先日担当させていただいたお寺様のご葬儀を通してあらためて感じた、「地域の風習・文化」についてお話しさせてください。

そのご葬儀は、長くその地域に根差してこられたお寺様のものでした。
住職のお話や式の進め方から、その地域で大切にされてきた考え方や、宗派の中での立ち位置、一緒に歩んできたお寺同士の関係性などが色濃く伝わってきました。

私たちは普段、ご家族の想いを何より大切にしながらお手伝いをしています。
しかし今回のご葬儀では、「住職を送り出す」という宗教者側の考え方や、式の流れが強く重視される場面も多くありました。

ご家族の想いと、お寺様の考え方。その間に立つ私たちが、どう橋渡しができるのか。

終えてみて感じたのは、「お寺様の考えを尊重する場」と「ご家族の想いを形にする場」を、切り分けて考えることの大切さです。
この経験があったからこそ、次に同じような場面があれば、もっと早い段階で選択肢を提案できる。そんな、大きな学びとなりました。

宗派だけでなく、長野県内でも地域による風習の違いは本当にさまざまです。たとえば、南佐久や佐久市周辺で見られる「黒飯」の文化や、生団子の形・数の違い、長野市での骨壺ではなく骨箱を使う風習など。
「自分たちが当たり前だと思っていたことが、当たり前ではない」。出店エリアが広がったからこそ、そんな気づきが増えたように思います。

時代とともに、地域との関わり方も変わってきました。
隣近所で支え合って行っていたお葬式が、家族のみになり、人とのつながりの形も変化しています。

だからこそ私たちは、昔からのやり方を押しつけるのではなく、「こういう形もありましたが、今回はどうされますか?」と、まずお伝えすることを大切にしています。
雑談のような会話の中で選択肢を示し、最終的な判断はご家族に委ねる。
その距離感を意識することで、昔からの風習も、ご家族の想いも、どちらも大切にできると感じています。

そして今回の経験を通して、もう一つ強く感じた視点がありました。
それは、「地域の文化」だけでなく、「みつわの文化」も、きちんと受け継いでいかなければならないということです。

火葬場へ向かう途中、みつわの店舗の前を通る際に、スタッフが外に出てお見送りをする。それは形式ではなく、「全社でお送りしている」という敬意の表れだと思っています。

他社さんが徹底して続けている姿を見て、私たちもまだ伝えきれていない部分があると、気づかされました。

小さなことを、当たり前に、継続する。

新しいことを取り入れる力も大切ですが、その積み重ねこそが、みつわの強みであり、文化なのだと思います。

地域の風習を尊重しながら、ご家族の想いに寄り添い、そして、みつわらしいおもてなしを忘れない。これからも、そんなバランスを大切にしながら、日々のお手伝いを続けていきたいと思います。