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社長の武井です。
いつもみつわブログをご覧いただき、ありがとうございます。
日々のちいさな気づきを届ける「みつわの日常」。今回は、「写真」についてお話ししたいと思います。
最近はスマートフォンで気軽に写真や動画を残せるようになり、昔とは写真の残し方もずいぶん変わってきました。
一方で、この仕事をしていると、昔のアルバムを何冊も持ってきてくださるご家族や、一枚一枚の写真を見ながら、故人様との時間を振り返るご家族の姿に出会います。
そんな様子を見ていると、写真はその瞬間を残すだけのものではなく、何年、何十年と経ってから、その人との時間を思い出すきっかけになるものなのだと感じます。
私自身はあまり写真を撮る方ではないのですが、だからこそ最近、改めて写真を残すことについて考えるようになりました。
葬儀の際、ご家族と一緒にアルバムを開いていると、その方らしさが伝わってくる写真がたくさん出てきます。
畑が好きだった方なら、畑で過ごしている姿。裁縫が好きだった方なら、何かを作っているときの姿。ご家族との集合写真が多い方もいれば、お一人で写っている写真が多い方もいます。
写真を見ていると、そこから自然と当時の話が始まることがあります。
特に印象に残っているのは、年配のご兄弟が昔の写真を見ていた時のことです。
写真を一緒に眺めながら、「これはいつ頃だったかな」と話しているうちに、いつの間にか小さい頃の思い出話をされていたのです。
また、ご親戚やご友人、近所の方だからこそ知っている話もあり、そこからご家族も知らなかった故人様の一面が見えてくることもあります。
こうした場面に触れていると、写真を選ぶということは、ただ一枚を決めるための作業ではないのだと感じます。
アルバムを開き、故人様のことを話しながら、ご家族それぞれが一緒に過ごした時間を振り返っていく。
その時間そのものに、とても大切な意味があるのだと思います。
みつわでは、ご家族に選んでいただいた写真を式場に飾る「想い出写真館」という取り組みを行っています。
その原点は、創業者の篠原が、自身の父の七回忌や伯父の五年祭に、生前を振り返る映像を自分で作ったことにあります。
その映像を見た母や伯母が喜ぶ姿を見て、ご家族にとって良い思い出になるようなお葬式をつくりたいと考えたことが、今の「想い出写真館」につながっています。
お葬式は、大切な方とのお別れの時間です。当然、寂しさや悲しさがあります。
だからこそみつわでは、故人様との思い出をゆっくりと振り返る時間も大切にしてきました。
アルバムを囲んでいると、懐かしい写真をきっかけに、自然と笑顔がこぼれたり、笑い声が聞こえてきたりすることがあります。
そのように、故人様のことを話しながら、ご家族が笑顔になっている姿は、故人様にとってもきっと嬉しいものなのではないでしょうか。
みつわの「想い出写真館」は、写真をきれいに飾るためだけのものではありません。
大切な方とのお別れの中で、写真を通して、悲しさだけではなく、その方と過ごした楽しかった時間や懐かしい出来事にも目を向ける。
まるでお盆やお正月に親戚が集まったときのように、故人様のことをたくさん話しながら過ごす。
私たちは、そんな時間も大切にしながら、最後の「ありがとう」を伝えられるお別れにしていきたいと思っています。
何気ない一枚を未来に残す
こうして仕事を通して写真に触れている一方で、振り返ってみると、私自身はあまり写真を撮ってきませんでした。家族の写真も、妻が撮ってくれていることが多いです。
それでも、たまに昔の写真を見返すと、その頃の出来事を思い出して面白く感じます。そこから「そういえば、こんなこともあったね」と、家族との会話が広がっていくこともあります。
撮ったときには何気ない一枚でも、何年か経ってから見ると、その頃の暮らしや、一緒に過ごした時間を振り返るきっかけになるんですよね。
これまでたくさんのご家族が写真を囲み、思い出を語り合う姿を見てきたからこそ、写真には、そんなふうに時間をつないでくれる良さがあるのだと感じています。
私自身も、いつか家族で写真を囲み、思い出を語り合える時間につながるよう、これから少しずつ日々の写真を残していけたらと思っています。